プレゼンテーションのコツ@大学生 派遣説明会

組織づくりの技術とヒント

先日、大学生向けの派遣プログラムの説明会をしてきました。

といっても、自分が前に出て話すのではなく、昨年・一昨年の参加した大学生に派遣の魅力を伝えてもらいます。

応募が増えるか減るか、大学生のプレゼンに全てがかかっています。

 

なぜ大学生にお願いしているのかは・・・

 

プレゼンテーションの準備の進め方

基本的には学生任せで進めています。

時間と入れてほしい要素を伝えつつ、「自分たちが説明会を受けに来た時に何を聞きたいを考えてね」とだけお願いをしました。

そして当日早めに来てもらい、一度内容を見てフィードバックを返していきます。

(大学生も忙しいですからね。)

 

発表内容

あなたの主観を伝えてほしい。事実の羅列ではなく意味付けをしてほしい。ということを伝えました。

◯〇に行きました。✕✕はこんな場所です。行き先やその場所の説明だけでだと、それは事実の羅列でしかないので、「で、何を感じて、何を学んだの」を伝えてほしい!

リハーサルの時に、何枚か写真のスライドを見せながら説明をしてくれたのですが、その中の一枚で「現地で自分が風邪をひいた時の写真です。」と紹介をしてくれました。

確かにその学生は現地で風邪を引いたのですが、皆が風邪をひくわけではないし、風邪をひくことを伝えたいの?とフィードバック。

本番では、日本との時差を忘れハッチャケすぎていたため風邪をひいてしまいました。でも、風邪をくぐらい充実していました。と修正してくれていました。

 

プレゼンテーションのスキル

自信たっぷりに物事を伝えてくれる人について行きたく成るもの。内容を補完してくれるのが、プレゼンテーションのスキルです。

 

1.声の大きさ

大きければいいんでしょ?というのも違います。

まずは一番遠くまで聞こえる声を意識します。マイクがない場合はもちろん、マイクがあっても出来る限りマイクではなく地声が届くようにしたいです。

そのためには、喉ではなく、腹から声を出すことです。まずは、腹式呼吸を意識しましょう。吸って・・・息を吐くタイミンでお腹に力を入れながら声を出すんです。

リハーサルの時に後まで声が届いているか誰かに確認をしてもらうといいですよ。

 

注意してほしいのは、リハーサルで適切な声で話してしまうと、本番では小さく聞こえるようになってしまいます。リハーサルのときには会場に人がいないので届いていた音が、会場の人に人が入ると音が途中で吸収されてしまい小さくなってしまうのです。

 

2.話すスピード

時間がないからと言って、ハイスピードで話をされても理解できないですよね。

アナウンサーが話すスピードが1分間に300文字ぐらい。これぐらいを意識して話せていると聞きやすいです。

でも、原稿を見ながら話をしていないし、アナウンサーのようなトレーニングを受けてはいないので無理ですよね。だから人に聞いてもらい、早すぎないか確認をしてもらいます。自信がなくて緊張すると早口になってしまうので、「遅すぎる」ぐらいが聞き手には丁度いいと思っておいて下さい。

スピードに関しては ゆっくり喋るのと同時に2つことを意識して速さを変えると上達します。

 

◯重要度によって変える。

重要なことほど ゆっくりと。

ここでの”ゆっくり”は機械のスローモーションではなく、言葉と言葉に 間を置くということ。

[aside type=”normal”]例えば・・・

①今日の話は台湾の歴史についてです。

②今日の話は ◯ 台湾の歴史についてです。

③今日の話は ◯ 台湾の ◯ 歴史についてです。

④今日の話は台湾の ◯ 歴史 ◯ についてです。

[/aside]

①~④まで同じことを言っていますが、 ③ と ④ だと強調している場所が 変わります。

 

どうでもいい話早く話す

本当にどうでもいいならカットすればいい。

だが、引用文やデーターや数字など 具体性を持たせるために必要な情報は、重要じゃないけど必要な部分かもしれない。

その内容を理解してもらいたいのか、信憑性を高めるために付け加えているのか判断をして、相手に深く意識をしてほしくない部分はスピードをあげるとよい。

 

◯相手によって変える。

人にはそれぞれ理解しやすいスピードがあります。一番理解しやすいのは相手が話しているのと同じスピードで話をすること。

分かりやすい例で言うと、話を聞く相手は 幼稚園児? 小学生? 中高生? 大人? 老人? どの層の人が多いのでしょうか?

対象者層のスピード感を想像してみてほしい。年齢が若いほどすばしっこく早い年寄りほどのんびりゆっくりになる。

初心者対象にした場合は、ゆっくりと、 専門家に向けて話をする時は 早く と使い分けるといいです。

 

その他にも・・・

声の高さ→ 低いほうが落ち着いて聞こえる。安心できる。
視線 → 会場をZを意識して全体を見る。特定の人を決めて見る。

 

プレゼン中に意識してしないようにしよう編

でも、プレゼンの指導で「自身を持って」と指導されても、自分なりのプレゼンテーションスタイルを持てていれば成功体験もしているので、自信を持っているはずですよ。自身を持っているように見せるために”無意識でしている” 行動を指摘してよい仕草を顕在化させ、よくない行動を潜在化させていきます。

1.「えー」、「あー」、「うー」症候群

台湾は、えー 中華文化圏で、あー 親日国で えー ・・・と合間に言葉が入るぐらいなら

台湾は  中華文化圏です。   親日国でもあります。   ・・・・と文章を短くゆっくりと話すのがベター。

「えー」、「あー」、「うー」の代わりに ① “間”を取ること。 ② 間を取りながら、視線を観客に落としゆっくりと見つめる をするように伝えました。

 

2.笑ってごまかす「ふぅふん」ちゃん 

この中国の御飯はとても美味しいんですよ。へぇっへぇ。 みなさんも食べてみて下さい。ふぅふん。

照れ隠しなのでしょうが、大きな声でなくとも鼻で笑っているような音をさせている人がいます。

語尾につける「へぇっへぇ」君や「ふぅふん」ちゃんは言葉を自分で飲み込んでしまっているようで聞く気が失せます。

余計な言葉はいりません。ずっばっと言い切りましょう。 

 

3.「手グニャグニャ」、「体モジモジ」、「体感ユラユラ」

トイレにでも行きたいの?と聞きたくなる「体モジモジ」はなくとも、しかし手を両手の指を絡めてグニャグニャ動かしていたり、隣の人が話している時にユラユラゆれていたり。しゃっきっとしろ!!

女性で多いのは髪の毛に関わること。質問を受ける時に長い髪を指でくるくる絡めているのは目立ちます。また、垂れてくる前髪を何度も直しているのも余計なことに気が散ってしまいます。

 

まとめ

数年前にプレゼンテーションの講座に出ていたのを思い出しました。

プレゼンテーションの極意もファシリテーターの極意と同じだった件
NPOサポートセンターさんが主催する 「プレゼンテーションの技術」という講座に参加してきました。NPOサポートセンターさん が実施している長期人材育成プログラムの参加者さんが8割を占めていて和気藹々とした雰囲気が出来上がって...

学生たちの指導をしながら、ふと自分のプレゼンテーションの未熟さに気づきます。

人にメッセージを伝える仕事をしているので自分自身のスキルをあげていかないとダメですよね。

意欲があって、まじめで、理解力があるので
ちょっとしたコツを身につけるだけで、大きく成長してくれるのが面白いです。

今回の説明会は3人の派遣経験者が見事にプレゼンテーションをやりきってくれました。

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