台湾から来た学生10人の都内観光をしていました。
初めての日本に、興味津々の学生たちは、何でも質問してきます。
質問されるたびに、どきっとしながら、一生懸命答えを創作していました。
歌舞伎座の前を通った時には「『仮名手本忠臣蔵』の『仮名手本』ってなに?」
「『仮名手本』って昔の教科書のようなものじゃなかったかな。。。」
浅草では、あんこ玉を見て「あんこってなに」
「あんこ はね…食べてみればわかるよ(;^_^A」
隅田川を船で下っているときには「この橋の名前はなに」
「うん、いま調べてくるね」
「日本にはたくさん橋があるのに日本橋は何で『日本』橋なの」
「えぅ ? 何でだろうね?」
夜お酒を飲みながら…「なんで日本の大学生はそんなに長く就活をするの」
「したくてしてるわけじゃないと思うよ」
普段は「当り前のこと」として、見過ごしてきたことも、
外国から来た人にすれば、「異様なこと」ばかり。
私たちが、「当たり前のこと」として深く考えてこなかったことを、外国の人たちから質問され「あれ?なんだっけ?」と考えることで、自分たちの文化に対する新たな気づきも得られました。
[異文化交流をしていると、こんなふうに自分の文化に対する新発見ができる]
それが楽しいんですよ。
PS:「あんこ」ってどう外国人に説明した方がいいの?
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