4マス自己紹介

目次

アイスブレイクの概要

研修や勉強会などの最初にお互いを知るために行うアイスブレイク。A4用紙を4分割にして、それぞれのマスに、ファシリテーターから出される質問の答えを書き込んでいきます。
全員が書き終えたら、参加者は順番に、その紙を見せながら発表します。その際、話す人はトーキングオブジェクトを受け取り、話し終えたら次の人にオブジェクトを回しながら進めます。

目的

効果

・自己紹介で、お互いをよく知る。
・自己紹介をする際に何を話していいのか分からなくならないようにする。
・自己開示を容易にする
・相手を深く知れる
・4マス自己紹介をすることで、ファシリテーターが”参加者”と”背景”が結びつくので、名前やニックネームが覚えやすくなる。
人数15人ぐらいまでがベスト 大人数になると時間がかかる。
時間説明3分 実施 参加者×2~3分ぐらい
運動量なし
隊形全員の顔が見えるのが望ましい。できれば机を囲んで向かい合っている方がよい。
準備特になし
道具A4用紙 、プロッキー(※1)、トーキングオブジェクト(クッシュボールやぬいぐるみなど)
場所・室内
・机があるとベター 紙に書くことができる環境

ファシリテーターの進行

≪A4用紙を配る≫

ファシリテーターも参加者と一緒に行い見本を見せながら進める。

まずは、A4用紙を手にとって、A6サイズになるように4等分に折ります。
折れたら開いてみてください。
A4用紙の中に4つのマスができましたね。
この1つのマスに1つのテーマについて自分の自己紹介を書いてください。

[間を置く]

まず1つ目、左上のマスには「今日呼ばれたい名前」を書いてください。

[間を置く]

2つ目は、右上です。右上は、「今の気持ち」を書きます。

[間を置く]

左下が、今日こういうつもりで来たんだという「参加動機」。参加動機というとちょっと堅いかもしれませんが、「自分のマイゴール」のような感じで「この講座が終わったときにはこうなっていたい!という思いで来ました。」ということを書いてください。

4つ目が、「私を(植物)に例えると」です。(※2)
発表の時には、私を植物に例えると○○です。その理由は・・・と発表してもらいます。(※3)
それでは、皆さんに書いてもらおうと思います。5分間ぐらい時間をとりますので、書き終えた人はペンを置いて待っていてください。
わからないことはありませんか?
書くときには、ペンの太い方で書いてください。自分のメモではなく、人が見やすいようにお願いします。

[約5分後]

( ペンの置き具合などを見ながら 8割ぐらいがかけたところで )

もう少し時間がほしい!まだ書いているという人は、書いていてもらってかまいません。
他の人のを聞きながら書き終えてください。
では、まずは私から(※ )
今日呼ばれたい名前は「○○さんです。」
みなさんも「さん」とか「ちゃん」とかも希望があったらつけてください。

今の気持ちですが「ワクワクしていますが、ちょっぴりドキドキもしています。どんな方が来ているのかまだわからないからドキドキしているのだと思います。」
今日のゴールですが「        」
4つ目は「○○です。理由・・・・」
今日はよろしくお願いします。

では、今日はこのトーキングオブジェクトを投げながら、進めていきたいと思います。
持っている人が、お話をする。持っていない人は、持っている人の話を聞くというものです。これを投げていきます。私が話します。終わったら、私が誰かに投げます。そうしたら、その人が話します。

次に、どなたかお願いできますか?

トーキングオブジェクトをその人に投げる

ありがとうございました。
じゃあ○○さん、どなたか次の人に投げてください。

最後まで続ける

皆さん自己紹介 終わりましたか?
大丈夫ですか?
全員を見渡す。

※しばしば、1人抜けていることがあるので、参加者を巻き込んで確認をする。

それでは、自己紹介を終わりたいと思います。

運営のポイント

※1 遠くからみえないので文字を書くのはプロッキーは黄色とオレンジ色以外の使用が望ましいです。。

※2 マス目の中の一つに自己開示系の話題を入れるとよいでしょう。
また、参加者に合わせて「植物に例えると」を身近な話題に変えるとよいです。
例えば、文具メーカーの研修ならば、「私を文房具に例えると」 飲料メーカーのイベントでは「私を飲み物に例えると」など参加者を想像してアレンジをします。逆に、参加者のバックグラウンドが異なる場合、「植物」のようなオールマイティーなお題にしておく方が答えやすいです。

※3 事前に見本として4つのマスの中にテーマを書いた用紙を書いておくとわかりやすいです。

※  4マスに折るときには、しっかりと折る動作を見せると参加者も何をしたらいいか分かりやすいです。

※  4マスシートを使った自己紹介を自分から始めることで、参加者がどのくらいの長さで自己紹介をすればいいのか意識することができます。ただ、紙に書いてある内容を読めばいいのか、そこに書いた背景や理由まで話すことを望んでいるのか、ファシリテーターにとっては当たり前のことでも参加者にとっては初めてのことです。

バリエーション

続きは・・・

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