リーダーは団員のモデル(手本)になろう

リーダーは団員の手本になろう

先日、海外派遣のプログラムの大学生リーダーに、こんなメールを送りました。 リーダー自身も初めてリーダーをするのです。はじめての不安もたくさんあり、上手く行かずに悩むこともあるはず。

10年前、初めて自分がキャンプのグループリーダーをした時を思い出し、当時の自分に送信したい・・・。

目次

人は周りの人から影響を受ける

人は、多かれ少なかれ、身近にいる人の影響を受けて育ちます。

真面目な人に囲まれて育った人の多くは真面目な人になりますし、楽しい人に囲まれて育った人の多くは楽しいことが好きな人になります。

自分が目標とする人や憧れる人を見つけて、その人をモデルに、その人の真似をするようになるのです。

この場、プログラムをどう過ごすか、どのように楽しむか、何のルールを大切にし、間違えた時にどんな態度をとるか。

海外派遣のプログラムでも参加者は、自分のモデルを探しています。

多くの場合、モデルは最も信頼できる人の中から選ばれます。

この派遣では、高校生からすれば身近な大人である大学生、特にリーダーが、参加者のモデルに選ばれることが多いです。

それは、行動、言葉使い、服装、食事のマナー、外国の人との/パートナーとの交流の仕方 等々、全ての面に当てはまります。

リーダーが率先垂範。

リーダーは、率先垂範が大切だと伝えました。つまり自らやって見せることです。

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リーダーが、いくら口で、「積極的に交流しようよ!」と言っても、自分が一番交流していなければ、団員たちは積極的に交流をしようとはしません。

リーダー自身が、積極的に交流することが一つの率先垂範です。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

山本五十六の名言集

10倍で率先垂範

「私は積極的に交流を楽しんでいるよ」「楽しめるよ」そう思うかもしれません。

しかし、リーダーが普通に楽しんでいても、団員に伝わるのはその10分の1だと思ってください。

つまり、普段の 10倍で楽しんでいたとして、団員に伝わるのは 普段あなたが感じる楽しさのレベル です。


求めるレベルの10倍でオーバーに見せなければ、実際には団員は求めているレベルの行動はしてくれません。

なぜならば、「積極的に」はどのくらい積極的なのか、何をしていたら「積極的なの」言葉ではイメージがつかないからです。

初めて海外派遣に参加する高校生は、「交流」と言われて、何をしたら楽しい交流ができるのか知りません。

リーダーは、「手本を示す」つもりで、リーダー自身が 一番積極的に 楽しんで下さい。

最後に、伝えたくないネガティブな行動は、2倍3倍にして広がることにも注意をしてください。

 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

山本五十六の名言集

自分はできていなかったけど。

自分が出来ていたのか?と言われれば、絶対に出来ていなかった。

時をかけて、色んな人のフィードバックを受けて(言われてすぐは分からなかったことも多いけど)成長してきたので、リーダーに伝えたい。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

山本五十六の名言集
リーダーは団員の手本になろう

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