1人ひとりの専門性が高い業務を行う部署では、個人で業務が完結することが多く普段の業務では相互/チームでのコミュニケーションを取らずとも仕事をすることができてしまいます。そんな部門内での他人の業務への関心が薄く情報共有が進まず、目標の達成のための相互支援体制が整わない部門のための「部門内コミュニケーションを強化し、次年度の目標を達成する戦略の共有」を目的にした2日間の合宿プログラム(オフサイトミーティング)です。
こんな時に/こんな目的で
●対象者層
・コミュニケーションが苦手なITや技術系の方が多い部署
・言語コミュニケーションに障壁のある外国人のいるグローバル企業
・部門内でのコミュニケーションが少ない組織。自分の担当外の業務についてあまり知らない人が多い部門。
・コミュニケーションが苦手なITや技術系の方が多い部署
・言語コミュニケーションに障壁のある外国人のいるグローバル企業
・部門内でのコミュニケーションが少ない組織。自分の担当外の業務についてあまり知らない人が多い部門。
●研修/イベントのねらい
・部門内コミュニケーションの強化:協働体験を通じて会話の機会を増やす。
・次年度の戦略共有
・部門内コミュニケーションの強化:協働体験を通じて会話の機会を増やす。
・次年度の戦略共有
●研修/イベントのテーマ
・戦略についての方針発表/プレゼンテーション
・本気で目標を追いかけ、チームの協働により達成する体験
・楽しい思い出に残る体験
・業務についての現状を考える話し合い
・体験と業務を関連付け(体験から業務に活かせることを考える話し合い)
・戦略についての方針発表/プレゼンテーション
・本気で目標を追いかけ、チームの協働により達成する体験
・楽しい思い出に残る体験
・業務についての現状を考える話し合い
・体験と業務を関連付け(体験から業務に活かせることを考える話し合い)
プログラム概要
●時間
2日間(午後スタート、午前終わりだとしても泊まることにも意味があります。)
2日間(午後スタート、午前終わりだとしても泊まることにも意味があります。)
●人数
部門メンバー全員:20人~30人程度(人数によって内容をアレンジします。)
部門メンバー全員:20人~30人程度(人数によって内容をアレンジします。)
●会場
芝生広場が近くにあり、屋内でも体を動かすことができる研修室などがある宿泊施設
(※室内会場は一人5平米程度。屋外での活動は開放感があり会議とは雰囲気が変わるため理想ではあるが、雨天時や気候条件によっては研修に集中ができるため室内を利用する)
芝生広場が近くにあり、屋内でも体を動かすことができる研修室などがある宿泊施設
(※室内会場は一人5平米程度。屋外での活動は開放感があり会議とは雰囲気が変わるため理想ではあるが、雨天時や気候条件によっては研修に集中ができるため室内を利用する)
実施例
コミュニケーションが少ない部署で、他者に興味を持つための「協働体験」としてチームビルディングを利用。他者に対して興味を持つことで、会話の機会を増やし、信頼関係を発展させ、同じ思いで目標達成に邁進することをねらいプログラムを実施しました。
オフサイトミーティング(合宿)の例 | ||
【1日目】 | ||
時間 | 内容 | 備考 |
12:30 | 会場 到着 | |
13:00 | 導入・企画説明 ・プログラムの目的の確認 ・スタッフ紹介 |
|
13:10 | 事業戦略プレゼンテーション ・部門長による方針説明 |
次年度方針を全員が理解してアクティビティに臨むことで、メンバー全員が共通の軸に合わせた振り返りができるようになる。 |
14:45 | アイスブレイカー ・ストレッチ ・自己紹介系(ネームトス、ネーム鬼) ・勢いづけ(数集まり、大繩くぐり) |
事業戦略を受け身で聞くセッションからの雰囲気を変えるために短時間、目の前の公園でアイスブレイカーを行う。 |
15:15 | アクティビティ① ・ペンあやとり ![]() |
自分が行動することで他者に影響がある環境で、自分の見えていない状況を把握するためのコミュニケーションが必要になること、相手に自分の状況を伝えるためのコミュニケーションが必要になることに気づく。 |
16:00 | アクティビティ② ・キーパッド ![]() |
環境が変化する不確定状況にチームが対応し、目標達成を目指す。目標を達成をするためには、自分たちのチームの時に起きた変化や目標達成のためのよりよい方法を他のチームに伝えることで、全体として変化に強い組織になることを理解する。
無理だ!と思う困難な状況をチームを横断してコミュニケーションをとることで打開することができる経験を通じて、部門間の連携や教えあうこと/伝え合うことの重要性を理解する。 |
18:30 | 振り返り ・アクティビティの感想(起こったことや感じたこと)の共有 ・達成の秘訣 ・明日に向けてできること |
アクティビティに挑戦したグループでテーマについて振り返る。翌日に十分振り返りの時間をとっているので、この時点では無理に仕事に関連付けることはせず、感想や今日気づいたことや学んだことをどのように明日の課題に活かしていくのかという視点で話し合います。 |
19:00 | 1日目終了 | |
19:30 | 夕食・懇親会 | 通い/日帰りとは異なり合宿型オフサイトミーティングでは、研修時間以外も含めメンバーと一緒にいるため、1日目に表出した課題を熟成させることができる。 |
【2日目】 | ||
時間 | 内容 | 備考 |
7:30 | 朝食 | |
9:00 | ホテル出発 横須賀へ | |
10:00 | 横須賀 会場に到着 | |
10:20 | 導入 ・昨日気づいたこと/学んだことを活かして今日どのように活動するか |
昨日の気づきや学びを活かして行動をするための動機づけ。昨日の内容を気づきを思い出す時間。 |
10:30 | アイスブレイカー ・体ほぐし体操 ・ビート5 |
ゆっくり体を動かす準備のための体ほぐしと今日のチームで活動する動きのあるビート5の2つアイスブレイカーを行う。 |
11:00 | フォト・スカベンジャーハント ・リーダーへのルール説明(20分) ・チームでの作戦会議(10分) ・謎解き挑戦 (120分) ![]() |
本来PDCAサイクルを回すためには2ラウンド実施するが、前日の活動を受けているため1ラウンドだけ実施する。
リーダーとしての意識をもって活動に臨んでもらうため、リーダーのみにルール説明をする。リーダーを立てることで、リーダーシップについても振り返りのテーマになりやすい。 |
13:45 | スカベンジャーハント 振り返り ・結果発表 ・リーダー&優勝チームインタビュー |
結果発表を受けて、リーダーや優勝チームに自分たちのチームの様子や成果につながった要因をインタビュー形式で他の参加者に共有する。 |
14:30 | 2日間の振り返り ・ワールドカフェスタイルでの振り返り |
チームを超えて色々な人とするためワールドカフェ(※)スタイルの話し合いを行う。 テーマ: 『2日間で気づいたこと、学んだこと』 『これからの部門に必要な(あり方や行動・心がけ)』 ※4~5名に分かれテーブルを囲み、15分程度でメンバーを入れ替えながら話し合いを続ける話し合い方 |
16:00 | まとめ ・2日間の学びの中から業務に活すこと |
2日間の気づき・学びの中で組織に帰ってから活かせそうなことをA4用紙に書き出す。A4用紙を持って、日常の業務単位(部・課)で集まって、気づきの共有を行う。 最後に、部や課として、業務に活かせそうなことや目標をまとめ発表する。 |
16:45 | クロージング ・ ご挨拶 / 事務連絡 ・集合写真 |
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17:00 | 終了 |