読みました。「知的障害と教育母親ときょうだいのための障害児教育学入門」島田有規

久しぶりにじっくり本を読むことができました。

障碍児教育についての本です。視覚・聴覚・自閉症など色々な障碍児キャンプをお手伝いするようになり、目の前にいる子どもたちと向き合うことには、だいぶ慣れた気がします。しかし、まだまだ子どもたちのおかれている環境や社会的背景、障碍自体については、無知なままです。もっと勉強しなくては。

私が一番始めに障碍児キャンプで興味を持ったのも、この「きょうだい」の関係でした。聴覚障碍を持つ姉と健聴の妹がの関係が、妹は姉のために通訳をすることを頑張りオトナらしさを見せる一方、大人の注意を引き付ける行動をとる愛情を求める行動も示していました。

この本は、知的障碍児のについては著者の養護学校の教員としての視点と知的障碍者の家族としての視点での研究と実践がかかれています。

この本の特徴は、障碍児の家族、特に障碍児の「きょうだい」について焦点を当てている点でしょう。著者が本の中で述べているように、障碍児当人についての研究以上に、障碍 のきょうだいの研究は進んでいない。
個人の確立した欧米での障碍児のきょうだいと、特有の家族観を持つ日本でのきょうだいの在り方とは異なるから、欧米の研究をそのまま見ることはできない。

まさに、キャンプでの経験とオーバーラップする本でした。

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