優しさと厳しさ : ソロモン流「洋食ヨシカミの吾妻弘章さん」を見て

 

posoです。

今日のソロモン流では、浅草の行列の出来る「洋食ヨシカミ」の店長吾妻弘章さんを特集していました。プロがプロとして仕事をしている姿って素敵ですし、その哲学からはとても多くのことが学べます。

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その中で、30才の新人料理人を 吾妻さんが育てている場面がありました。

その見習い?料理人がエビフライをつくる場面では、ピンと伸びたエビフライをつくるのに必要な筋切りが出来ていなくて、揚げた時に背中を丸めたエビフライになってしまいました。

それを見た吾妻さん:「それじゃあ、おれんちの母ちゃんのエビフライだよ」

新人料理人:「すいません・・・」

 

同じくエビフライで、基本中の基本であるエビにつける下味をつけるのを忘れ、次の工程に進もうとした場面では、

吾妻さん:「お前、そんな基本すら出来ないのか?」

新人料理人:「すいません・・・」

 

それを見ていたスタッフが吾妻さんに質問をしました。「なぜそこまで厳しくされるのですか?」

その質問への答えが素敵でした。

吾妻さん:「そこまで厳しくないよ。でもお客さんに厳しく言われるよりも我々に厳しく言われる方がいいでしょ」

そうですよね。吾妻さんの人を育てる哲学を学ばせてもらいました。

チームビルディングも写真を見ると「楽しそうだなぁ」と思われる場面が多くありますが、楽しいだけではなく組織について考えていただくために、 ただ優しいだけではなく時には参加者/組織の痛いところにアプローチをすることもあります。(もちろん段階を踏んでですが)

例えば、エレメントという施設を使った研修では、本気のチャレンジをしてもらうために時に厳しい声がけもします。 (念のために・・・吾妻さんもそうですが、決して怒鳴ったり罵倒したりはしないですよ。)

 

パンパーポール

 

 

 

 

 

以前、ブログで ある方が体験されたときのストーリーを掲載しました:プログラムで起こった出来事(エクスペディション・プログラムにて)

 

人を育てるって 優しいだけでも厳しいだけでもだめなんだと思います。「優しさという厳しさ」や「厳しさの中にある優しさ」という優しさと厳しさの両方が混じり合って適当なバランスが保たれるのではないでしょうか。

 

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